太り過ぎが、体に良くないのは周知の事実です。
しかし、痩せすぎも、「骨折しやすい」などのデメリットを抱えています。
標準的な体重が理想ですが、痩せすぎの人が健康的に体重を増やすには、どうしたら良いのでしょうか。
まずは、たんぱく質を、たくさん摂るべきです。たんぱく質は、体の筋肉や血管をつくるために必要不可欠な栄養素。
しかし、お肉はあまり、お勧めしません。牛肉や豚肉は、たんぱく質が多いのと同時に、脂質も多いです。体脂肪に変わりやすいので、要注意となります。
たんぱく質の摂取ならば、魚が良いでしょう。もともと脂質が少ない上に、鮭やアジを焼いて調理すれば、焼く時に余分な油が落ちるからです。
それから、エネルギーを補給するための炭水化物も大切です。これも、白米はお勧めしません。白米の食べ過ぎは血糖値の急激な上昇を招き、同じように、体脂肪を溜めやすい体質になってしまいます。炭水化物の摂取は、玄米や五穀米をよく噛んで食べることが良いでしょう。
体重を増やすことは、ゆっくりと時間をかけましょう。
数ヵ月に渡って徐々に増やしていくと、体への負担も軽減するはずです。